カナダの食の島
プリンス・エドワード島は 「カナダの食の島」 と呼ばれ、美食にあふれています。野菜や果物、肉、乳製品など豊かな食材にめぐまれ、近海ではロブスターや牡蠣をはじめ、さまざまな魚介類がとれます。地元の農家や漁師から仕入れた新鮮な食材とそのおいしさを引き出す才能あふれたシェフたち。プリンス・エドワード島は、「生産者から食卓まで」のコンセプトを新しいレベルに高める場所。ここでは食は人生そのものなのです。
ロブスター
プリンス・エドワード島ではロブスターの漁期が2回あります。1回目は5月から6月末まで、2回目は8月から10月までです。とはいえ、新鮮なロブスターはもちろん一年中手に入ります。
2014年11月、プリンス・エドワード島のロブスターかご漁業は、科学的根拠に基づくMSC規準に則った持続可能で適切に管理された漁業として認証されました。
ムール貝
プリンス・エドワード島のムール貝は北米一の水揚げ高を誇り、冷たくてきれいな水と、持続可能な漁業の歴史があります。PEIブルーマッスル（ムール貝）は栄養が豊富な海域で自然に育ち、水産飼料などは使われていません。プリンス・エドワード島はカナダのムール貝生産高の８０％を占めています。
牡蠣
プリンス・エドワード島の冷たく水深の浅い入り江や湾では、牡蠣の養殖が盛んです。牡蠣の風味は、牡蠣が育つ水に含まれるミネラル、塩分、栄養分に大きく左右されます。プリンス・エドワード島の牡蠣は、世界的に需要の高いブランド牡蠣です。
クロマグロ
プリンス・エドワード島のクロマグロ漁は、商業フィッシング、スポーツフィッシングともに、ロッドとリールを使った方法で行われています。プリンス・エドワード島のノース・レイクは、世界のマグロの都として知られています。プリンス・エドワード島沖で漁獲されるクロマグロは、通常270～450キロの重量になります。
ジャガイモ
プリンス・エドワード島は、カナダでも有数のジャガイモ生産地です。
おいしさと品質が認められた PEI 産ポテトは、現在100種類以上生産されており、世界20か国以上に出荷されています。
プリンス・エドワード島カリナリー・トレイル
Culinary Trailでは島内に豊富にそろった各種レストランや食体験を紹介しています。カリナリー・トレイルを通して、PEIの食文化を体験し、忘れられない美食の思い出を作りましょう。
フォール・フレーバーズ
プリンス・エドワード島では、毎年9月の1か月間にわたって「フォール・フレイバーズ」という食の祭典が開催され、カナダ全土から集まった有名シェフが島の食材を使ってディナーをふるまったり、ロブスターの浜焼きや、バーベキューディナー、ワインや地ビールのテイスティング、インターナショナル・シェルフィッシュ・フェスティバルの他、シャーロットタウンのメインストリートがファーマーズ・マーケットに代わったりと、様々な食のイベントが島の各地で開催されます。
島のお酒
ワイナリー
辛口のワインから甘いフルーツワイン、受賞歴のあるハニーワインなど、地元のフルーツを使った PEI ワインは様々な種類があります。
クラフトビール醸造所
島全域にたくさんの地ビールメーカーがあります。 ブルーベリー、ストロベリー、パンプキン、そしてオイスターなど、地元の食材を使って様々な種類のビールを醸造しています。
シードル醸造所
プリンス・エドワード島のリンゴを使用しています。直営の果樹園で育てたリンゴや、野生のリンゴなどを使い、それぞれユニークなシードルを作っています。
蒸留所
地元で採れた最高の素材だけを使って、ジンやラムなどのスピリッツやメープルやリンゴのリキュールなどを作っています。
